ふくかんねっと(福島韓国語・韓国文化ネットワーク)
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 安城(アンソン)市高校生
   福島ホームステイ・文化交流(2007.8.1~8.4)


 


ハヌル君が再来日(2010.8.9~11)
2007年韓国と福島の高校生同士が交流し、福島でホームステイしたキム・ハヌル君が3年後の2010年8月、再び福島を訪ねてくれました。
その時のホストファミリーやふくかんねっとのメンバー達と久しぶりの再会を楽しみました。



2007年8月1日(水)~8月4日(土)(3泊4日)の日程で、韓国・安城(アンソン)市から高校生20名と引率者5名が来日、福島の高校生や市民らと交流し、夜は当法人の会員宅にホームステイしました。

韓国の高校生は、4日間さまざまな体験やふれあいをして、あたたかな人の気持ちに「日本人韓国人」の区別はないこと、そして、はじめて訪れた日本の地・福島をずっと忘れないことと思います。

この様子は、
・福島民友(8/38/4
福島民報(8/9)
・福島中央テレビ(8/4)
・福島放送(8/4) で紹介されました。

 
 
 茶道セレモニー
   

福島市御倉亭で、茶道を体験しました。はじめての体験に、韓国の高校生は緊張した面持ちです。

         
 福島市民家園見学
   

韓国語を学んでいる(当法人より韓国語講師派遣)あさか開成高校の生徒さん先生方9人と市民が合流しました。
日韓の高校生はすぐさま意気投合! 一緒に民家園を見学しました。

         
 あづま総合運動公園でピクニック
   

日韓の高校生と市民が入り交じってシートを広げて、お弁当を食べました。

         
 ゲーム大会(けん玉・チェギチャギ)
   

日本の昔ながらの遊び「けん玉」で、日韓高校生合同チーム、市民チームに分かれて、時間内にどれだけ玉を乗せられるかのゲームをしました。優勝者には、韓国のペンや日本のあぶらとり紙などの賞品をプレゼントしました。

         
   

かわっては、韓国の伝統的な遊び「チェギチャギ」をしました。
チェギチャギは、ビニールの袋などに硬貨を入れて重しにした羽根を、足の内側で落とさないように蹴る遊びです。韓国の男の子はさすがに上手でした。

         
 着物セレモニー
   

日本の浴衣と振り袖、はかまを韓国の高校生に体験してもらい、大喜びの彼ら。大撮影大会となりました。着付けは、当法人の会員でもある永島絹子先生とアシスタントの方々が行いました。

         
   

         
 折り紙体験
   

日本の昔ながらの遊び「折り紙」を日韓高校生双方が体験しました。作ったのは、福島の伝統工芸品、赤べこです。韓国の高校生には「赤べこ」という言葉も覚えてもらいました。講師は、当法人の会員でもある岡本敬子先生でした。

         
 日本料理体験
   

日本料理を体験しました。メニューは、日本の家庭でポピュラーな「とんかつとみそ汁」。
デザートには、福島の名産、旬の桃。出来上がって、みんなで食べました。

         
 桜の聖母高校生との交流会
   

桜の聖母高等学校にお邪魔し、高校生20名と交流会をしました。
まずは、日韓代表の生徒が挨拶。そのあと一人ひとり自己紹介をしました。相手の国の言葉で上手に自己紹介する生徒もいました。

         
   

音楽に合わせてジャンケン(韓国ではカイバイボ)をして、勝ったら後ろにつながっていくというゲームをして、一気に日韓高校生の距離がちぢまりました。

ゲームの後は、桜の聖母は校歌、韓国側は韓国の歌を歌って披露しました。

         
   

2つのグループに分かれ、桜の聖母の校内を案内してもらいました。下駄箱や茶室、音楽室などに興味津々の韓国高校生。各所各所で記念撮影をしていました。

         
   

ティータイム、お茶とお菓子で歓談。互いの国のタレントや、韓国でも放送されているテレビドラマの話題などで大いに盛り上がっていました。

         
   

日本の伝統行事、七夕を体験してもらおうと、笹を準備。短冊に思い思いの願いを書いて、吊しました。

         
   

寄せ書きに一人ひとりがメッセージを書いて、交換。短い間だけれどお互い楽しい思い出ができたと挨拶して終了しました。

         
 三味線演奏会
   

迫力ある三味線の音色に感動! 実際に三味線を弾かせてもらいました。

         
 ホームステイ宅での交流
   

         
■ホストファミリーのKさんの感想
我が家には3人の女の子が来ました。部屋は息子が独立して空いた部屋に2人、研修中で留守の娘の部屋に1人寝てもらいました。(最後の日は寂しかったのか3人で一つの部屋で寝ていましたが)

食事はえびの天ぷらがお気に入りでした。とろけるプリンはマヨネーズみたいであまりおいしくないと言っていました。(私はおいしいと思っていたのですが・・・) 会話はつたない私の韓国語を一生懸命聞いて理解してくれました。日本語を独学で勉強して少し話せる子もいたので助かりました。主人はかたことの英語と簡単な日本語をゆっくり話して彼女達と楽しそうに話していました。

2年前初めてホームステイを受け入れた時、正直主人も私も子供達も、他人がそれも外国人が何日も家に一緒にいることに抵抗があり、言葉、食事、お風呂、寝具の事など色々心配もしました。 でもいざ受け入れてみると本当にいい子ばかりで嫌な思いもせず、楽しく、私達家族にとってもとても良い経験で得るものが多く、今回また引き受けました。

今回の高校生は三者三様で、とっても明るくて家の中でも「楽しいー!」と言ってスキップする子、大人で日本語は話せなくてもこちらの言いたい事をいち早く察する聡明な子、おとなしくて繊細だけれど一番日本の事を知りたくて沢山質問する子。みんなすれていなくて素朴で礼儀正しくていい子達でした。 たった4日間だけのホームステイでしたが見送りの時抱き合って泣いてしまいました。「ウルルン滞在記」の様でした。

皆さんの中には、住宅事情や家族の事情で受け入れを躊躇している方もいらっしゃるでしょうが一歩踏み出してみてください。大変ですが面白いですよ。
         
■参加した韓国高校生の感想

リーダー:チョン ソノくんのコメント
福島の人は、ここは田舎だって言うけれど、安城市に比べれば都会です。都会ですが、自然もたくさんあってきれいな街です。 ・ 昼間は暑かったですが、朝晩は結構涼しくて、気候は安城市に似ていて、割と過ごしやすかったです。東京はここより暑いということなので少し心配です。

福島の人たちはとても親切で、純粋な方が多かったです。想像していた以上に親切にしていただいて大変嬉しく思っています。

ホームステイ先では、会津地方の郷土料理「こづゆ」や「馬刺し」が出ましたが、どれも大変おいしかったです。毎日おなかがいっぱいになりました。

ホームステイ先でも、「韓国ではまだ反日感情は酷いの?」って聞かれました。もちろん当時何らかの被害を受けた人たちは恨んでいたりすると思いますが、そのほかの世代は日本に対して、あまり悪い感情は持っていないと思います。ですから、反日感情についてはあまり考えずにどんどん韓国に遊びに来てほしいと思っています。

自分たちの世代は、日本のアニメや漫画に影響を受けている人たちがとても多いです。日本にたいして関心がある人がとても多いです。今回の交流では、逆に韓国にたいして関心を持っている方が日本には結構多いということを改めて実感しました。

何とか機会をつくってまた福島に来たいです。私の母は日本にたいして非常に関心があるので、ぜひ私の家でもホームステイしてほしいです。

男子生徒たちのコメント
福島は、どこにいってもきれいで驚きました。

福島の女子高校生たちは、みんなかわいかった。素朴で性格もよく、とても気に入りました。

女子高生たちが、なかなか目を合わせないで話しをするのではじめ少し戸惑いました。

三味線という楽器ははじめて見たが、生音の迫力に驚いたとともに、感動しました。

スーパーで売られているものが、似ているようで違っているところが面白かったです。酒が紙パックに入っていたり、ベーコンや野菜が小分けされて売られていたりして、文化の違いを感じました。

もっと勉強して、また福島に来たいです。

女子生徒たちのコメント
どこに行ってもきれいでした。公共施設のトイレがきれいなのには驚きました。韓国にはきれいな公共のトイレはまずありません。

車の色や形がいろいろなのには驚きました。韓国ではあまり小さい車はないし、色は白か黒に決まっています。
売られているものが、こじんまりしてかわいいものが多くて驚きました。かわいいものが多くて嬉しくなりました。

福島では風がよく吹くので気持ちよかったです。安城市では、ほとんど風は吹きません。

皆親切で嬉しかったです。福島の高校生たちはとても素朴で性格もよく、交流していてとても楽しかったです。

 
         
このほかにも、
・中野不動尊お参り
・足湯体験
・100円ショップでのショッピング
・ふくかんねっととの交流会
・送別会

など、福島でさまざまな交流と体験をしました。