コラム

韓国文化 「韓国の民話の世界」連載


チュニャンとイ・ドリョン
   
 2004年1月号から連載してきた「韓国民話の世界」は、12月号をもって終ることになりました。シリーズの最後に、韓国古典の傑作「春香伝」を紹介したいと思います。今号で物語のあらすじを書き、次号でそこに描かれた男女観や恋愛観などについて書く予定です。
  私が10代の前半を過ごした韓国南部のチョルラド(全羅道)ナモン(南原)では、「チュニャンとイ・ドリョンの話」として人々に語りつがれていました。「春香伝」はナモンで生まれたからです。私にとって、この物語は祖母から聞かされた民話と同じように身近なものです。
   
 

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