ふくかんねっと(福島韓国語・韓国文化ネットワーク)
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 2005 日韓共同福祉交流音楽祭


 日時:2005年6月19日(日)17:00開場 17:20開演
 場所:会津芦ノ牧温泉「大川荘」
 主催:日韓共同福祉交流チャリティ芸能音楽協会
 後援:会津若松市

韓国の大衆歌手の方々が日本人の福祉のために自らの善意で来日し、行われた音楽祭です。会津若松市では初の日韓交流イベントは、韓国ワールド全開でたいへん盛り上がりました。 ふくかんねっとのメンバーも15名参加し、楽しい一夜を過ごしました。


▲韓国の歌手のみなさん ▼和服の女性はふくかんねっとのメンバーです
 
歌謡チャリティショーに参加して(報告:河本菜穂子)

6月19日、日韓交流歌謡チャリティショーが芦の牧温泉大川壮でありました。アリランなどの韓国の民謡が聴けると思って楽しみにして行きました。私たちネットワークのメンバーも15名ほど参加したのです。

会場で初めて会った韓国人と韓国語で話したりまるで会話練習のような場面もありました。一人が女性歌手に「ノム、モシッソヨ(とてもかっこいいです)」と言ったら、女の人には「イェッポヨ(きれいですね。)」と言うんですよと直してくれました。「恥ずかしい~」と言っていたNさんの可愛かったこと。「大丈夫です。その調子です。その度胸が重要なんですよね」。私は、そんな言葉をかけてあげました。

私のテーブルにも日本人と結婚した韓国人の女性と、そのお義母さんが同席していたのです。お義母さんと親しそうにしている韓国のお嫁さんが可愛かったです。「日本語はどうやって勉強していますか」と話しかけたりして楽しく話しました。

ショーが始まるにつれ観客も盛り上がりました。その中に、さしみの船盛に飾ってあった花をステージにかけより歌手に手渡す日本人のアジュンマがいました。また、曲に合わせて踊りだす人が現れたのです。それを見て笑いが止まらない人たちも一役買って、とても楽しい雰囲気でした。 私も勇気を出して、会場装花から何度も花を引き抜き、友人たちと一緒に、お気に入りの歌手のもとへ何度か走りよったものです。

韓国からの歌手はさすがに歌がうまかったです。特に最後に日本語で歌った若い男性歌手は「恋人よ」が終ると大拍手がおこりました。また、あちこちから黄色い声が飛んだのです。終わった後に、サインをもらう姿も見られました。

最後にアリランを全員で歌ったのですが、やはり踊りだす人がたくさんいました。その興に乗じて、私も扇子を広げて踊ってしまったのです。想像して見てください。両手を肩より高く上げ、くねくねと音楽に合わせて動かすのです。上手な人は本当にさまになっていました。私は、初めての体験でしたので、楽しければ格好なんかどうでもよかったです。体を音律にのせてゆらゆらさせるさまが心地よく感じてきました。

今回の音楽祭は韓国から歌手達がボランティアで来てくれたそうです。彼らも、この盛り上がりに大満足のようでした。福島の山奥の美しい自然をバックに、バルコニーで記念撮影をとる姿もたくさん見られました。

一緒に撮った写真を送ってくれと、名刺をくれたおじさん(歌手)もいたので、私たちも韓国からのお客様と楽しいひと時を過ごさせてもらった気持ちでいっぱいでした。 交流の醍醐味とはこういう自然体の触れあいなのですね。手作りのささやかな音楽祭でしたが、それだから無理のない本物の交流なのかもしれません。こういう手作りの交流をどんどん応援するようになってもらいたいと思いました。

楽しいショーの後、ふくかんねっとのメンバー達で、夜遅くまで酒を飲みながら、韓国談議を楽しみました。