韓国 チュンチョン新聞
2008.12.9(火)掲載

天安、白石文化大学「韓日交流先導」
日本の福島大学と学術協定締結
民間から始まる国家間の協力モデルを期待


白石文化大学(学長コ・ヨンミン)と白石大学(総長チャン・ジョンヒョン)が8日、校内の自由館2階の会議室で日本の国立福島大学と学術交流協定を締結した。

白石大学の学長及び関係者と福島大学学長らが出席したこの日の協定式で、両大学の学生及び教授、職員交流、情報交換、共同学術研究など、学術交流活動を主内容とする協定書に署名した。

今回の協定の一番大きな意味は民間交流が始まりとなって協定へとつながり、白石大学と福島大学は去る、2005年から海外インターンシップ事業の一環として交流をスタートした。

両大学は毎年20〜30名の学生たちが1学期間、言語習得しながら現地NPO法人‘ふくかんねっと‘を通じ、まだまだ韓国に対する理解が不足している地方都市のひとつである福島で韓国を伝える民間交流の特使としての役割をしてきた。

ふくかんねっとは韓日交流及び福島観光事業活性化、国際化都市としての発展を目的に韓国の学生を対象にしたインターンシッププログラムを実施している団体だ。

日本のインターンシップ体験を通じ、互いに違った文化を理解、習得することで開かれた国際人を育成することに目的を置いている。

交流協力先のキム・ヒス次長は‘大部分の大学が学術交流協定を通じた大学間交流に留まっている。しかし、白石大と福島大学間の協定は単純に大学間の交流協定の次元を越え、韓日交流の多様なモデルを提示している‘と語った。

          閉じる