異文化交流を考える出前教室「地球市民ってなあに」(県国際交流協会主催)が4日、
二本松市の市立安達太良小で開かれた。福島市在住で毎日新聞福島版にコラムを連載中の
鄭玄実(チョン・ヒョンシル)さん(福島韓国語・韓国文化ネットワーク)と、
布田節子さん(ふくしま青年海外協力隊の会)の2人が講師を務めた。

  途中まで日本語で話していた鄭さんが突然韓国語を話し始めると、同小の5、6年約30人は
「日本人じゃないの」と驚いた様子で聴き入っていた。
韓国の民族衣装を着たりしながら、どこの国の人かではなく、
一人の人として交流する大切さを鄭さんは強調していた。【西嶋正法】

毎日新聞 2005年2月5日



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