福島民報新聞掲載ちょん・ひょんしるのコラム「韓国ドラマ事情」 読者のみなさまの感想 ご感想:メール |
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★ちょんさんに会いたい 自称・ペヨンジュンのファンクラブ福島支部長より はじめまして。以前主人がどこかの会合でちょんさんとご一緒した関係で、名刺はいただいていたり、知人からもちょんさんのことは伺っていました。どうしてもお逢いしたい方として私の脳裏にいつも残っている方で、思い切ってメールしました。 私は昨年の暮れよりご他聞にもれず「冬ソナ」にはまり、いまもなお、韓国ドラマの楽しさに熱中しているひとりです。もちろんペヨンジュンssiの大ファンで、自称・福島ファンクラブ支部長と言っています (^0_0^) 数々の彼のドラマはもちろんDVDを購入し何回も見ていますが、「秋の童話」「夏の香り」などユンソクホ監督作品も大好きです。ストーリーの面白さ、俳優さんたちと映像の美しさ、そしてシナリオには深く惹かれています。今年3月には実姉と「冬のソナタコンサートツアー」に参加してきました。雑誌にもよく取り上げられたツアーで、出演者が勢ぞろいの(ペ ヨンジュン、チェ ジュウ以外)デラックスなコンサート付きのツアーでした。今回が私にとっては2度目の韓国旅行でした。1度目は5,6年前、料理が美味しいくらいの感覚で、それほど韓国を好きになることはありませんでした。(ハングルも・・・)ところが今回の旅で完全に韓国好きになってしまいました。春川、竜平ドラゴンバレー、ソウルと冬ソナ関連のみを見学してきたんですが、最高でした。全国から冬ソナファンが集結したわけで、話題はすべて冬ソナのみ・・・。お友達もたくさんでき、いまもお付き合いをしています。あまり聴きやすい言葉出なかったハングルも、いまはフランス語のような美しい響きに聞こえるとは・・ われながら驚いています。仕事仕事に追われる私に、韓国ドラマの数々はさわやかな風をいっぱい送ってくれて、楽しくて幸せな日々をすごしています。ハングルも自己流でドラマや、TV番組などで勉強を始め、「冬ソナ」の歌は大体覚えたところです。意味不明ではありますが・・・。ぜひハングルの勉強をしたいなあと思っています。お友達も先生を探しています。福島市にちょんさんのような素晴らしい先生がいらしたこと、大感動です。HPでいろいろ見せていただきましたたくさんの本や投稿をなさっていることをし り、感動いたしました。私の家では他の新聞のため、ちょんさんの記事に触れることもありませんでした。ごめんなさいね。 今後HPをゆっくり読ませていただきます。(福島市・飲食店経営・女性) |
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★考えさせられた「情」と「恋愛」の概念 とくに、『韓国的な情の世界』がすごく面白かったので、思わず筆をとらせていただきました。コラムを読んですぐに、2、3年前の友人(日本人女性、群馬出身、20代)との会話を思い出しました。 私「なんでつきあってるの。」 友人「わからない。好きなのかどうかとか、考える。ひょっとして、情なのかなとも考える。」 ほかに好きな人がいるんだけど、長い間よく知っていて、生活をともにしてしまったりしてるので簡単に離れることはできない、というような感情を表すのに彼女は「情」という言葉を使っていました。その表現は私には新鮮でした。というのも、当時の私の語彙では、そういう状況について「惰性でズルズルつきあっている」など、更にネガティブな表現しかなかったからです。「情が移る」という言い方があることも、もちろん知っていましたけど。私の環境が偶然そうだったのか、それとも私が東京育ちなことと何か関係あるのかは不明ですが。 とはいえ、彼女の「情」という表現も、冬のソナタで展開される「情」の世界と比べると、だいぶネガティブな意味があったわけで、この違いは面白いです。だって、「情」で人とつきあってちゃいけない、情よりも「恋愛」の方が大事だ、という価値観がそこには透けていますから。韓国はどうなのか知らないのですが、私がわかってるかぎり、日本の「恋愛」の概念はストレートに西洋の影響を受けて、ハイブリッドになっちゃってます。昔、恋愛の思想史だったか、そのたぐいの本(一応まじめな研究書です)を読んだんですが、明治時代に、男女の関係で使われる場合の西欧語の"Love"という概念がどうしてもそれまでの日本語で訳せなくて、「恋愛」という言葉を発明したんだそうです。そして、それまでの日本で男女関係に使われていた「こい」や「いろ」、「情」といった概念を卑しいものとして蔑んだのだそうです。話を伺うと、この辺の経緯が韓国では少し違うのでしょうか?今度機会があればぜひ教えていただければと思います。(東京出身・女性) |
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★「韓国的な情の世界」と「チングたちの物語」の感想文 韓国語に少しでも触れたいと思い、私はほぼ毎週福島駅にある大衆浴場「極楽湯」の垢すりに出かけています。今ではすっかりそこで働くアジュンマの皆さんと仲良くなり、韓国ビデオを貸してもらったり、携帯電話の番号を交換したり、先日は息子さんの受験で帰国していたからと海苔をお土産でいただいたりしました。この感覚、この親しみやすさが情を育んでいくのだと最近強く感じています。1週間行かないと「オレガンマ二エヨ〜」。なんとも嬉しい。ほんの数ヶ月の付き合いでこの感覚の心地よさですから、ドラマで見る友人間の情の様子は、私には自然に理解できるものとなっています。日本では、人間関係が希薄になってきていると感じることがあります。特に職場などでは時に人間不信になることもしばしば・・・。 私は圧倒的にこの韓国の情を大切にする感覚が本当に人間らしくて好きです。 私も先生と似た経験をしています。中学三年生のときに父が事業に失敗して、夜逃げ同然でここ福島にやってきました。そのとき、友人の支えは本当に嬉しかった。この経験が韓国の情を理解させる手助けをしてくれているのかもしれません。(福島県) |
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★映画「ブラザーフッド」編を読んで。 他国文化の知識の空白を埋めてくれる解説 今回は、映画「フラザーフッド」編。今までに、これほど深い考察を加えた映画解説があったでしょうか。外国映画の場合、どんなに感激して涙を流しても(「フラザーフッド」では号泣、映画終了後直ぐ外に出られませんでした) どうしても埋めることのできない空白が存在します。それは、自分の知識や経験を超えたところの他国の文化や歴史。そんな空白を一気に埋めてくれる映画解説です。世界史の教科書では学ぶことのなかった部分を映画とリンクさせて深く学ぶことができました。ちょん先生に、ぜひ「映画で読み解く韓国」という本を書いていただきたい。(福島市・女性) |
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★職場でも韓流が! 韓国ドラマ事情の新聞をコピーして、職場のみんなに配ってしまいました !(上司にも、日韓の比較文化論だから読んでね、と手渡しちゃいました!)今ごろですが、私も冬ソナにはまっています。 実は私の職場はだいぶ前から「バリバリの韓流」です。冬ソナの前には、イブのすべて、他にもホテリアーとかまあいろいろなドラマを録画して、職場の若い女性スタッフたちは回覧しているのであります。 冬ソナを去年の冬には「斜めに見ていた」わたしでしたのに、すっかりはまってしまいました。なぜ?と思っていたのをちょんさんの分析で、なるほどーと思った次第です。 本当に30代、40代のファンの多いこと多いこと。わたしも思わず「ヨンさまーーー!」と黄色い声を張り上げてしまいそうです。なにしろ微笑の貴公子ですものね。 ちょんさんの文章で、自分が違和感を感じていた部分がなるほど、と理解できた気がしています。日韓、似ているようで違っていたり、違っているようでおなじだったり、とても面白いなあと改めて思いました。また、いろいろな視点から教えてくださいね。 (米沢市・女性) |
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